昨日、内閣委員会で質問をいたしました。 |
前半は、教育問題について質問し、後半には北朝鮮問題を取り上げました。 |
政府与党は、「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」を立ち上げ、少子化問題への取り組みを進めています。私は、結婚、育児の素晴らしさ、いのちを次世代につないでいくことの尊さを教えていく、といった事柄も盛り込んで議論してほしいと訴えました。 |
学校現場で使われている教科書の中には、結婚のメリット・デメリットを教えるようなものや、家族の素晴らしさを否定するようなものも見受けられます。少子化対策には、教育現場の正常化も必要です。 |
加えて、食育の推進、学校支援地域本部や放課後子供プランを利用した子供たちと地域との交流促進について質問いたしました。 |
北朝鮮問題では、4月に予告されている北朝鮮によるミサイル発射について、MDシステムでの迎撃態勢の状況や、外交上の対抗措置について質問しました。そして拉致問題について、再調査を約束したにも関わらず実行していない北朝鮮に対する追加制裁を検討するよう政府に訴えました。 |
先日、金賢姫元工作員と飯塚耕一郎さんが釜山で面会しました。 |
母親の田口八重子さんが拉致されたのは、耕一郎さんが一歳の時。八重子さんは『うちの子供はいま何歳かしら?』と指折り数えていたといいます。 |
日本は、毅然とした態度で交渉に臨み、一日も早い拉致問題の解決を目指さなければなりません。 |
私が事務局長を務めている「自由民主党政務調査会・拉致問題対策特命委員会」では、「対北朝鮮追加経済制裁に関する中間とりまとめ」を作成し、本日、河村建夫官房長官、保利耕輔政調会長、笹川堯総務会長に提出しました。 |
輸出全面禁止、北朝鮮へ送金する場合の申告額の引き下げ、北朝鮮のミサイル・大量破破壊兵器に関連する団体・個人のさらなる調査などの実施を提言するものです。 |
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平成21年3月18日 山谷えり子 |