メッセージ(バックナンバー)
 「国籍問題を検証する議員連盟」に出席し、入管法改正に関して話し合いました。
 改正案では、日本に滞在する外国人に対して、在留カードを携帯するよう義務付けること、雇用先や学校、研修先の届け出義務化、在留資格取消制度の整備などが盛り込まれています。
 外国人による犯罪が近年増加していることをうけ、新しい在留管理制度を創設し、治安の回復を目指すものです。社会の安全を守るため、よりよい制度を作っていけるよう努力してまいります。
写真:「国籍問題を検証する議員連盟」会議風景
 その後、自民党本部で行われた「都市と農山漁村の共生・対流を進める調査会」に出席。「子供農山漁村交流プロジェクト」の実施状況について、関係各省から報告をうけました。
 子供たちが農山漁村に一週間程度の長期宿泊体験、自然体験活動を行うための予算が平成21年度予算で10.5億円(517校)つきましたが、加えて補正予算で3.2億円(150校)の予算が計上されました。
 平成23年度からの新学習指導意要領の完全実施で体験活動がスムーズに行われるため、取り組みを加速しています。
 教育振興基本計画に基づき、5年間で全国の小学校5年生120万人が農山漁村で自然体験活動ができるよう環境整備を進めているところです。
 さらに、地場産米をつかった米飯学校給食の推進をはじめとする「地産地消・産直緊急推進事業」も進展しています。補正予算に86億円を計上し、学校給食における地場産物の利用割合を平成22年度までに30%とする目標を掲げています。
 また、景気後退によって経営が深刻化している離島航路へ補助として、約40億円の予算措置も補正予算に盛り込まれました。
 豊かな自然環境にふれ合うこと、農業体験をすることで、働くことの喜び、自然の恵みへの感謝などを学んでいくことでしょう。
 
 来年は「2010年トルコにおける日本年」です(和歌山県串本青木で、明治23年トルコのエルトゥールル号が遭難した時、村人が生命を救ったという1890年から120年)。
 私は、参議院日本・トルコ友好議員連盟のメンバーとして、来年の友好年を実りあるものにすべく準備しています。
 新潟県柏崎市のテーマパークにあったトルコ建国の父アタチュルクの像がテーマパーク閉園により、今、トルコ友好を思う人々の間で心配されています。
 串本町のほうでは友好のシンボルとして大切にしていきたいという思いがあるようです。串本町長の考え方もお聞きしました。
 外務省も気にしているところなので、外務省の担当部局の人と、本日お話をしました。
 柏崎市、串本町、所有者である会社が、トルコと日本の友好のため最善の道がとれるよう、願っています。

平成21年5月28日 山谷えり子

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