| 鎮魂の夏。 |
| せみしぐれの中、靖国神社に参ります。空をつくような大鳥居、靜かに静かに歩みます。 |
| 尊い生命を捧げられ、日本をお守り続けてくださるみ魂に感謝と哀悼の思いをいたし、お声を聞かせて下さいと平和の祈りをいたします。 |
| 「靖国で会おう」と言って戦場に倒れられた多くの尊い犠牲のうえに、今の日本が息づいています。 |
| 平和を守るためにこそ積みあげていかねばならない政治。その大きさ、恐ろしさをかみしめます。 |
| そして、日本武道館でとり行われる全国戦没者追悼式で、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国の遺族の皆さまと共に祈ります。 |
| 鎮魂の詩をひとり胸の中でうたいながら、この世とあの世を行き交いながら、人は生きていくのだと思います。 |
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| 平成19年8月15日 山谷えり子 |
