メッセージ(バックナンバー)
 利権にからむ不透明な天下りを止めることや公務員の能力を発揮していただくための公務員制度改革法案を審議中の内閣委員会、本日も昨日に続いて一日中審議をしました。
 29時間という十分な長時間審議をへて採決時間になりましたが、委員長が応じません。
 なんということでしょう。民主主義は十分に議論し、当然のこととして採決されねば進めません。
 衆参合わせて69時間の議論で、審議は深まっています。必要な改革、能力、実績主義により公務員の皆さんがさらに良い働きができるような世界を作るための採決は政治の責任と考えます。
 英国ではブレア首相が退任。「味方も元気。敵も元気。私はこれで終わり。」が最後のスピーチだったとか。10年間のおつとめご苦労さまでした。
 サッチャー政権も11年あまり、シラク大統領も12年間の政権でした。
 欧州はこれからブラウン首相(英)メルケル首相(独)サルコジ大統領(仏)時代がしばらく続くのでしょう。
 日本も首相は10年とまではいいませんが、数年間は続けてリーダーシップをとらなければビジョンに基づいた課題がこなせません。対外的にも、国益を守る力を発揮しにくいと考えます。
 29日から30日にかけて、徹夜国会になることが予想されています。
 公務員制度改革法案、社会保険庁改革関連法案、年金時効停止特別措置法案、いづれも、国の元気と安心のために必要な法案で責任ある政権としては先送りできません。
 誠実に長時間審議を重ねてきてここまで歩んできました。
 読売新聞の世論調査(26〜28日実施)では、参議院選挙で重視したい政策、争点は、年金に次いで、教育が41.3パーセントむしろこの時期になって増加してきています。
 国の元気と安心の根っこは教育再生にあります。
 教育再生会議第二次報告の骨子は世論調査で7〜8割の方が賛成してくださり、骨太方針2007の中身に52ページ中9ページを占め重点項目として大きく書きこまれました。
 みなさんの教育再生への期待に応えるためにも、全力で走ります。
 石原都知事とも子育て支援のあり方、役所のタテ割り行政により、課題解決が遅れることなど意見交換いたしました

平成19年6月28日 山谷えり子

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