ラオスのブアソーン首相とお夕食をいただきました。 |
安倍総理と同じうま年の52才。読書好きで年長者を大切にする礼儀正しさや謙虚さ、情熱と志の強さなどお人柄に両首脳共通のものをお持ちのような気がしました。 |
5月14日に1時間行われた安倍総理との会談では経済協力や投資促進、北朝鮮情勢の意見交換、国連安保理改革が話されましたが、教育、文化交流では、ODA案件、人材育成奨学計画や、5年間で1000人のラオス人青少年を日本にお招きする計画を安倍総理がお話しになられました。 |
私がお夕食を共にしたのは、その翌日の15日。 |
「ラオスの優秀な若者を日本の大学や大学院に留学させてはいかがでしょう。具体的なことを日本の大使館にお申し出下さい。英語で行う授業も充実させ実りのある留学活動が出来ると思います」 |
と申しますと、首相と外務大臣は目を輝かせ、 |
「それは素晴らしい。具体的に話を進めましょう」と言われました。 |
明治維新の日本の若者の活躍に注目し、本もたくさん読んでおられるというブアソーン首相です。 |
21世紀の東アジア地域協力が実りあるものになりますように。 |
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平成19年5月16日 山谷えり子 |