メッセージ(バックナンバー)

 藤の花房、はなみずきの花々が若葉の風と共に、ささやくように揺れています。
 4月に入って統一地方選挙前半戦、後半戦、参議院補選と走り回り、ここのところ朝の目覚まし時計の音が聞こえても、体が動かないという日がありましたが、それなりの結果が出せてホッとしています。
 沖縄選挙区の最後の夜は、安倍総理もかりゆしウェアを着てお入りになり、数千人が道路を埋めつくしました。
 4人のお子さんのお母さんである島尻安伊子さんは、汗びっしょりで“台所から、より良い暮らし”を訴えられました。
 私も汗びっしょりで、沖縄の町々、路地を走り回りました。イデオロギー論争が長かった沖縄ですが、教育、福祉、環境、観光立県の訴えに県民の多くの方々が応えてくださる姿が印象的でした。
 平和の礎、ひめゆりの塔の前で祈りながら、平和の心をもっての発展を誓いました。
 父、山谷親平は、沖縄返還後の昭和56年に“沖縄の人々と子供たちに本を送ろう”とラジオで全国に呼びかけて、10万冊の本をお届けしたことがあります。
 今もそのようなことを記憶してくださっておられる方もおり、町を歩いていると、私に“シンペイさ〜ん”と呼びかけて下さる方もあって、天国の父に“記憶してくださってる。もったいないわね”と語りかけたのでした。
 
 教育再生会議の総会で、大学・大学院改革のため、総理ご出席のもと経済財政諮問会議、総合科学技術会議、イノベーション25戦略会議、アジア・ゲートウェイ戦略会議、規制改革会議代表の皆さんのヒアリングと意見交換を行いました。
 6月の骨太方針2007に必要な改革を入れるため教育再生会議が中心となってとりまとめてほしいという総理のご発言もあり、さらに今後作業を続けていきたいと思います。
 大学卒業者の8人に1人が大学院に進学する時代の大学院の質の問題、また大学の学部の質の向上と地域貢献が、日本の未来を大きく決めていくと思います。

平成19年4月23日 山谷えり子

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