メッセージ(バックナンバー)

 五月の第二次報告にむけて、連日のように再生会議の会議が行われていますが、本日、第6回教育再生会議の総会が開催され、各分科会における検討状況が報告されました。
 総会で安倍総理は次のようにご挨拶くださいました。
 
(安倍内閣総理大臣)
 只今皆様からいろんな貴重なご意見を伺って、まだまだやるべきことはたくさんあると思いました。しかし、皆様方にご議論をいただいたおかげをもちまして、具体的にすぐやるべきことは進んでいると思います。
 また、教育3法、教職員の免許法、あるいは教育法、また地教行法の3法案は明日閣議決定をして、国会に提出をする、この国会での成立を目指していきたいと考えております。
 既にある仕組みを変えていくのはなかなか大変ですが、しかし変えていくためには、より固い意志と推進力が必要であります。まさに皆様の再生会議はその役割を果たしていただいていると思います。物事を変えていくときには、それなりの抵抗もありますし、逆風もありますが、それを是非エネルギーに変えていただきたいし、事実変えていっていただいていると思います。
 今後、第一次報告でまとめていただいたことは、先ほど申し上げましたように法案として成立させていきたいと思います。今、皆様方にご議論、ご説明いただいた論点、徳育の充実、社会総がかりの取組み、あるいは大学・大学院の教育システムの改革、また乳幼児教育、家庭教育等々、教育財政基盤の確保等々も含めて更なる次のとりまとめに向けてご議論を賜りたいと思う次第でございます。既にこの教育という大変大切な課題は文科省だけではなくて、これはまさにいろいろな省にまたがっているわけでありまして、まさにこれは内閣一体となって、全内閣で取組まなければならないと思います。

平成19年3月29日 山谷えり子

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