メッセージ(バックナンバー)

 教育再生会議、5月のとりまとめに向けて合同分科会としてフリーディスカッションを行いました。
 先月の第一次とりまとめにより、今国会に3法案提出が総理、文科相のリーダーシップにより進められ、中教審で議論されています。また、ゆとり教育の見直し、高校の奉仕活動必修化、教育職員免許法の改正について世論調査では7ー8割の支持をいただきました。
 第二次とりまとめも責任に応えるものとなるようつとめたいと思います。子供たち、先生、教育現場が元気になるような応援プランを具体的に実現したいと思います。
 第一次とりまとめを受けて、経団連、日本オリンピアンズ協会(オリンピックの元選手達の集まり)、AC公共広告機構、JARO日本広告審査機構、経済同友会などに説明に行き、意見交換しています。
 日本オリンピアンズ協会では、小谷実可子さんが放課後子どもプランについて説明し、元オリンピック選手も何か出来ることをしませんかと呼びかけてくださいました。理事長が理事の皆さんにおはかりくださり、前向きなお話に進んでいます。
 社会総がかりの気運を高めたい。この機を逃せば教育再生の道は遠くに行ってしまうと考えて行動してくださる方がつながっていくのは嬉しいことです。
 理事長が理事の皆さんにおはかりくださり、前向きなお話に進んでいます。社会総がかりの気運を高めたい。この機を逃せば教育再生の道は遠くに行ってしまうと考えて行動してくださる方がつながってくださるのは嬉しいことです。
 ニッポン放送の森永卓郎さんの番組で、先生に厳しすぎるプランにならないかと質問をうけましたが、部活動の手当を増やしたり、昇給昇進の体系を現実に合ったものに変えたり、指導法の支援をしたり、雑務の見直しをしたりと、むしろ先生たちが元気になることをたくさん導入することを考えていると説明しました。
 この4月から放課後子どもプラン土曜スクール遊びプランとして全国の全公立小学校2万3千校に1校あたり約500万円の予算をつける計画で予算を組んでいますが、地方によっては実行してもらえないところもある。是非地域の皆さんと共に子供の学び、遊び場作りを成功させたいと言うと森永さんは、初めて知ったと驚きながら、プランに共感してくださいました。
 常に、現場の先生の意見を聞き、現場に出向き、会議を進めているところですが、「美しい日本語の話し方教室」(プロの劇団の方の指導による)や地域の人が運営する土曜寺子屋の視察は、元気が出ました。
 一つの良い授業やとりくみが種となり、子供たちの心にまかれ、生涯にわたったその人を育てるものとなることもあります。教育は「可能性」の奇跡の連続です。
 
 春雨が降ります。
 昔、祖母がよく私を連れて時代劇を見に行きました。粋なおサムライさんが“春雨じゃ、濡れて行こう”と言って、外に出るシーンに祖母と共にしびれたことを思い出します。
 “おばあちゃん、みかんジュース買うて”暗い映画館で舌がまっ黄色になるようなみかんジュースを飲んだなつかしい日々、祖母の匂いを春雨を見るたび思い出します。
 がうがうと春の雨ふる滝の中(原子公平)
 はるさめかなみだかあてなにじみをり(瀬戸内寂聴)

平成19年2月23日 山谷えり子

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