メッセージ(バックナンバー)

 本日の参議院本会議、自民党の野上浩太郎議員の代表質問の答弁で、家族の価値について、総理の答弁です。

 「少子化対策を進めるためには、生命を次代に伝えはぐくんでいくことや家族の大切さ、すばらしさが理解されることが重要であります。子供を家族がはぐくみ、家族を地域社会が支える、そのような社会であってこと各種の支援策が効果を発揮するのであります。このためには社会全体の意識改革も必要です。
 御指摘の家族・地域社会のきずなを再生する国民運動などを積極的に推進してまいります。御指摘の国民運動においては、家族の日や家族の週間を定め、家族がともに過ごす時間を増やしていくことなどを呼び掛けてまいります。あわせて、多世代が参加し、家族や地域での交流の喜びが実感できるような行事等も積極的に開催してまいります。」

 美容院の椅子に座っていた時「千の風になって」の歌が流れてきました。今ヒットしている
 「私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています」
 という歌詞です。仲良しの美容師さんが“いい歌ね”と言いました。
 私も“そう、いい歌ね。知人の新井満さんの作詞。でも息子がね、亡くなった父親が千の風になって吹きわたり、僕を守ってくれているとは思うけれど、でもお父さんはお墓にもいると思うよ。お墓の前で父さんと話すと落ち着くものと言ったのよ”と言うと、彼女深くうなづいて“父が戦争で亡くなって60余年。25才で未亡人になった母は、千の風に守られて戦後を生きたのかしら。一人娘の私に気遣って再婚せずに生きた母だったのよ”と言いました。
 この歌には、人と人の間でそんな会話をやりとりさせる力があるのですね。
 歌といえば、私の高校時代の友人がバンドを組んで歌っていたアメリカの人気フォークグループ“ピーターポール&マリー”のピーターさんが横田めぐみさんの帰国を祈る美しい歌を作ってくれました。NHKニュースで特集されていましたが、これも祈りの心にあふれた美しい歌です。

平成19年1月31日 山谷えり子

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