メッセージ(バックナンバー)

 少子高齢社会に関する調査会が開かれ、私は先週に引き続き家庭科の教科書問題、いいお産の環境をつくること(母児同室で、直後からおっぱいをあげられるように環境を整備してほしい。また乳房のマッサージなど母乳育児体制の支援をしてほしい。そのための状況把握調査が必要ではないか)、勤労観を育てる教育支援(体験活動や先週学校との連携)について、意見・注文を言いました。前向きの答弁があり、その模様が新聞にも掲載されました。
>> 新聞記事はこちら【11/18 産経新聞掲載】
 反響は大きく、さっそくラジオ出演の依頼もあり、出演して訴えました。
<オンエア日11/20(土)、27(土)いずれも16:50-17:00 ラジオ日本「青葉ひかるのガンバレ日本!」>
 
 ラジオのキャスターは吹田市の小学1,2年生用の副読本のひどさに驚いていました。「お父さんはせいしをお母さんにとどけます。せいしも、らんしも小さくてとても弱いので、からだの外へ出るとしんでしまいます。だからお父さんはペニスをお母さんのワギナにくっつけてせいしが外に出ないようにしてとどけます」
 中学生用副読本では「性交には三つの目的があるといわれています。・・・・生殖性、連帯性、快楽性・・・愛情を伴わない性交もあります」という部分です。イラストもひどいものです。実際にみていただかないとわからないかもしれませんが、私も吹田市に講演に行って保護者からこの本を見せていただいた時、子どもたちがかわいそうで激しい怒りを感じたものです。
 報道されない教室という名の密室で児童虐待のような乱暴で勝手な性教育が行われ続けています。小泉総理がかつてNHK国会中継で私の指摘に答えて“見直さなきゃならない”と言われ、石原都知事が調査して“あきれ果てた。勘違いしている先生たちが多すぎる”と言われてもなかなか見直しが進みません。
 今回の下村博文政務官の答弁をみなさんが事実を広く知ることで支え、改革を進めるエネルギーとしていただきたいと思います。

 外交防衛委員会で、中国原潜領海侵犯問題、拉致問題、日朝実務者協議の具体的証拠品の真偽、経済制裁、イラクのファルージャ問題についてやりとりが交わされました。

平成16年11月17日 山谷えり子

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