メッセージ(バックナンバー)

 皆さまのおかげで議席をあずかることが出来ました。もったいないことです。
24万2063票の重さをかみしめています。私にとって今回の選挙は、関ヶ原の戦のごとき激しさでしたがまた、日本の日本たるところを重く学び直す静かで清らかで、美しい旅でもありました。
日本のあめ、つち、ね、そこ(天・地・根・座)をとこしえを、私に先人たちが教えてくれようとしているかに思われました。
投票日、私は夕方まで、起きることが出来ませんでした。出産の直後のように骨がバラバラになって、立つこと出来ないのです。
粉骨砕身という文字通りの意味がわかりました。やっとの思いで子どもと投票所で投票をすませたあと、息子が夕陽を背に私を振り返って言いました。“お母さんは男の人生と女の人生と両方やっていくんだね?”私はふうっと息を吸い込み、何と答えてよいやらとまどいながら、ほほえみました。
当選したその日からテレビ、ラジオ、新聞の取材を受けました。
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そして、お礼とごあいさつ回りをスタートしました。この中で皆さんが健康な日本をとりもどしたいという思いで動いたことで、多くの人の輪が出来、勇気と喜びを感じたことなどを語って下さいました。そして“感謝!感謝”とおっしゃるのです。このような思いを受けての6年間のスタート台に立ったことを深く感謝したいと思います。
政見放送17秒間で私が語ったことは、「三人の子供を育てながら生活情報誌の編集長をしてきたこと、拉致議連副会長であったこと、そして新憲法の制定、教育基本法の改正、戦後の宿題を片づけます。家族・教育・国なおし」でした。
6年間という尊い時間をいただいたことに感謝し、激しく身を献げたいと思います。

平成16年7月21日 山谷えり子

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