昨日、天皇皇后両陛下御大婚五十年をお祝いする集いが憲政記念館で天皇陛下御即位二十年奉祝委員会主催で開かれました。 |
御大婚は私たちに希望を吹きこみ、この50年の両陛下のお姿は私たちへの励ましでありました。本当に有難いお祝いの会を開けたことが嬉しくてなりませんでした。 |
祝賀式典は以下の通りです。 |
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式次第
第一部 祝賀式典 憲政記念館大ホール
司会・葛城奈海
国歌斉唱
主催者挨拶
森喜朗(天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟会長)
岡村正(天皇陛下御即位二十年奉祝委員会会長)
各界からの祝辞
明石元紹(御学友、元学習院大学馬術部監督)
宇崎竜童(作曲家、ミュージシャン)
服部郁弘(全国漁業協同組合連合会代表理事会長)
佐藤愛子(作家)
猪谷千春了OC副会長)
御即位二十年奉祝事業計画発表
平沼赴夫(天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟実行委員長)
聖寿万歳
斎藤十朗(全国社会福祉協議会会長)
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そして、御即位二十年奉祝写真展を拝観いたしました。 |
天皇陛下御製、皇后陛下御歌に接するにつけ、胸いっぱいになる良き日でした。 |
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天皇陛下御製・御歌 |
婚約内定して(昭和三十三年)
語らひを重ねゆきつつ気がつきぬわれのこころに開きたる窓
結婚の儀(昭和三十四年)
ほの暗き神の御前に告文を開き行く手のかすかにふるふ
結婚の儀を終へ伊勢神宮に参拝(昭和三十四年)
青黒く高く茂れる杉の木の枝見上げつつ参道すすむ
木にかげる参道を来て垣内なり新しき宮に朝日かがやく
結婚四十周年に当たりて(平成十一年)
四十年(よそとせ)をともに過しし我が妹(いも)とあゆむ朝 (あした)にかいつぶり鳴く
東京大学医学部附属病院を退院して(平成十五年)
もどり来し宮居の庭は春めきて我妹(わぎも)と出でてふきのたう摘む
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皇后陛下御歌 |
(昭和三十四年)
たまきはるいのちの旅に吾(あ)を待たす君にまみえむあすの喜びを
旬祭(平成二年)
神まつる昔の手ぶり守らむと旬祭(しゅんさい)に発(た)たす 君をかしこむ
苗(平成八年)
日本列島田ごとの早苗そよぐらむ今日わが君も御田(みた)にいでます
うららか(平成十年)
ことなべて御身(おんみ)ひとつに負(お)ひ給ひうらら陽(び)のなか 何思(なにおぼ)すらむ
結婚四十年を迎えて(平成十一年)
遠白(とほしろ)き神代の時に入るごとく伊勢参道を君とゆきし日
春(平成十五年)
癒えましし君が片へに若菜つむ幸おほけなく春を迎ふる
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平成21年4月11日 山谷えり子 |