メッセージ(バックナンバー)
 金曜日午後、今日がブルートレイン最後の日、淋しいです。
 名古屋から高速バスに乗って2時間半長野県天竜峡にまいりました。静かな宿で天竜川を見ながら、たっぷり内閣委員会の資料に目を通しました。
  土曜日はりんごの里飯田市で講演を2本。水温6度の中、裸祭りも行われていました。
 信州は梅の花ざかり。多くの名曲を作詞した高野辰之(明治9年〜昭和22年)は信州の人です。
 「故郷」「朧月夜」「春の小川」「春が来た」「紅葉」…私たちは、こうした詩の中に、自分の故郷の風景を重ねて歌ってきました。本当に感謝。リスペクト!
 善行寺は7年に1度のご開帳が間もなく始まるというので、観光客も増えています。
写真:佐賀・武雄市での街頭演説
 日曜日は佐賀の武雄市に入りました。九州は桜が開花。観測史上最も早いということです。
 武雄市には「佐賀のがばいばあちゃん課」がありました。がばいは非常にという意味。がばいすごかばあちゃんです。
 佐賀市で自民党女性局の皆さん1000人と集会。島田洋七さんが書いた「佐賀のがばいばあちゃん」(400万部のベストセラーでTVドラマ、映画化、台湾でも売れているそうです)の話でもりあがります。
 がばいばあちゃんの語録。この時代に改めてかみしめ直してみると、うーん、ますます味があります。

悲しい話は夜するな。つらい話も昼すれば何ということもない。
通知表は、0じゃなければええ。1とか2を足していけば5になる!
人がこけたら笑え、自分がこけたらもっと笑え。人はみんな、こっけいだから。
「暑い」「寒い」と、うるさく言うな。夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい。
時計が左に回ったら、壊れたと思って捨てられる。人間も昔を振り返らず、前へ前へと進め!
今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、着物を仕立てたり、忙しか。
あんまり勉強するな! 勉強すると癖になるぞ!
今日、明日のことばかり考えるな。百年二百年先のことを考えろ!孫や曾孫が五百人くらい出来て、楽しくてしょうがなか。
貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。うちは明るい貧乏だからよか。それも、最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。自信を持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから。
もし泥棒に入られても、何にも盗られるものはない。あんまり何もないから、置いて行ってくれるかもわからんばい。
人間は死ぬまで夢をもて! その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。
頭がいい人も、頭が悪い人も、金持ちも、貧乏も、五十年たてば、みーんな五十歳になる。

 つづいて街頭演説を3か所でいたしました。
 ハクモクレン、菜の花の美しさ、風はまだ冷たくても春です。

平成21年3月15日 山谷えり子

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