お伊勢さんにお参りにまいりました。 |
皇室と国家の繁栄を願いました。持統天皇の御代から続いている式年遷宮を平成25年(62回)に仰ぐにあたって宇治橋も新しくされます。1月31日は、これまでの宇治橋と新しい仮橋の両方を見ることが出来る一般のお参りとしてはラストデーです。 |
朝早くからたくさんの人が、家族づれ、団体、若いカップルなどでにぎわっていました。神職の方にお聞きしたところ、年々参拝客が増えて、昨年は700万人を超え明治28年の統計をとりはじめてから最高であったとのこと。 |
男性4、女性6の割合で、若いカップルや家族づれが増えているということでした。帰路も宇治橋を渡り終えて、くるりと振り返って、ていねいにお辞儀をする若者が目立ちます。 |
「伊勢は心のふるさと」とはこういうことかと民族の歴史、伝統、DNAの確かさを有難く思いました。これまでの宇治橋は1億人が渡ったとのことです。減ってきた修学旅行や、宇治橋の手前で解散し、鳥居をくぐらない学校がほとんどの中で、最近は、きちんと御社殿まで先生がご引率下さる学校もあるとのこと。 |
当然のことで、嬉しく思います。心を同じくする皆さまと清らかな神宮の森の風と光を受け、力みなぎります。 |
伊勢神宮でも白い梅の花が咲きはじめています。 |
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平成21年1月31日 山谷えり子 |