平成21年度自民党予算重要政策が12日金曜日、総務会にて全会一致で了承されました。 |
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平成21年度予算においては、国民生活と日本経済を守るため、次の取組に施策を集中する。 |
第一に、生活者の暮らしの安心のため、雇用・社会保障、教育、安全・安心に係る取組を推進する。 |
第二に、金融・経済の安定強化のため、金融、戦略的国際協力、中小・小規模企業等支援、成長力強化、低炭素社会の実現に係る施策を推進する。 |
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3.「未来を切り拓く教育の振興」、「文化芸術・スポーツの振興」と「成長力の強化―研究開発力強化法、革新的技術創造戦略等に基づく科学技術の振興―」の実現 |
教育の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため策定された「教育振興基本計画」の着実な実施を目指し、@新学習指導要領の円滑な実施、教科書の充実、豊かな心と健やかな体の育成、教員が子ども一人ひとりに向き合う環境づくり、学校保健、子どもの安全対策、構築を推進する。Aきめ細かな家庭教育支援の促進、地域全体で学校を支援する体制整備、総合的な放課後対策としての「放課後子どもプラン」の推進、学校等の地上デジタル放送の教育利用に向けた環境の整備、キャリア教育・職業教育の充実、自然体験活動など体験学習の強化・拡充、青少年の健全育成を推進する。B家庭の経済状況によって修学の機会が奪われることがないよう高校生に対する授業料減免の拡充など教育費負担軽減に向けた取組を支援する。C私立学校振興の推進や国立大学等における教育研究の充実と活性化の推進をするための基盤的経費の確実な措置、国公私立大学を通じた大学教育改革の支援、医学教育を通じた医師不足対策への支援、国立大学法人等の施設整備の推進、「留学生30万人計画」と大学の国際化の推進、健全性を確保した奨学金事業の充実を図る。C2016年オリンピックの日本招致を視野に入れたトップレベル競技者の育成・強化、ドーピング防止活動の推進、身近なスポーツ環境整備の推進、体力向上のための取組の充実、中学校武道の必修化に向けた条件整備を図る。D文化財の次世代への継承、感性豊かな子どもの育成、日本文化の戦略的発信など「文化芸術立国」の実現と文化発信を進める。 |
また、わが国が直面する社会経済の様々な課題を克服し、明るい未来を切り拓いていくため、「科学技術創造立国」の実現を目指し、第3期科学技術基本計画を踏まえ、科学技術を戦略的に推進する。具体的には、@次世代を担う若者への理数教育の充実や大学における人材育成機能の強化と産学が協働した人材育成、イノベーション創出の担い手となる若手・女性研究者等への支援の強化等の「人材育成・確保のための投資の拡充」、A科学研究費補助金等の競争的資金の拡充、産学官連携などによるイノベーションを生み出すシステム強化、研究開発基盤強化、科学技術の国際活動の戦略的推進等の「基礎研究の充実と研究環境の整備」、B各研究開発分野において厳選された戦略重点科学技術への重点投資や国益確保のために重要な国家基幹技術への集中投資について強力に推進する。 |
全文は、下記のページよりご覧いただけます。 |
http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2008/seisaku-032.html |
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平成20年12月15日 山谷えり子 |