先週末も、山口、そして大阪で4カ所と講演をして回りました。大阪では、私が書いたエッセーに目をとめてくださった女性が“いのちの教育”として、400人以上をお集めくださったものです。本当に有難いことです。 |
ちなみに、その時書いたエッセーを紹介します。 |
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長女23歳、長男21歳、次女19歳。いつの間にか私の背を抜き、いろいろな手伝いを暮らしの中でしてくれるようになった子どもたちです。 |
それでも、母親としては、出産の時の、あふれるほどのエネルギーでこの世デビューしてきた時の輝きを忘れることはできません。そして、こんな私を母と慕ってついてきてくれてた日々を忘れることができません。 |
世界中の子どもたちは、みな詩人です。 |
小さな頃観察屋の末娘が歌いました。 |
「うちのママはひょうきん者だ いつも笑って泣いて転がっている でもやることテキパキ なんてかしこい人生だ」 |
のんびり屋の長男が歌いました。 |
「朝の光の中で起きる 朝の光の中で歯をみがく 朝の光の中で走る 朝の光の中で遅刻 朝の光の中で立たされる 僕の人生って何?」 |
お父さんっ子の長女が歌いました。 |
「冬がきました。 お父さんに似て私、寒がりです。 春がきました。お父さん似て私、花粉症です。 夏がきました。お父さん似て私、汗もがかゆいです。 秋がきました。私の生まれた季節です。私、お父さんの子に生まれて良かった。 |
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…春、夏、秋、冬、季節のめぐりの中で人々は、恵みをいただき、生きていくのですね。 |
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平成17年11月25日 山谷えり子 |