メッセージ(バックナンバー)

 ギラギラ太陽の下、ネンザをした足を引っぱり、全国の選挙区走りを続けています。もう20選挙区を回りました。大きな改革を自分たちの意思としてやり抜こうという思いにあふれた人々が街に、集会所にあふれている光景にむしろ私自身が応援されているかのようです。
 終戦直後の選挙、みかん箱の上に立って“みんなに食料を、子どもたちにミルクを”と訴える立候補者と、それを応援する人々の顔を学生時代に見た時、私は、政治と国民がこんなにも一つになったからこそ復興を成しとげられたのだと感慨を覚えましたが、今、各地で私の目の前に広がる光景が、それと同じような雰囲気と熱さなのです。無駄遣いをしない小さな政府を作り、国に依存するのでなく、国のために何かをなす国民として歩んでいこうという意思を多くの人がもつことこそ大構造改革なのでしょう。国家の覚醒、人々の自立、そう、ケネディが語った
 “あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか…Ask not what your country can do for you, Ask what you can do for your country”
の演説を耳元で聞く思いをしながら走っています。歴史の分岐点に立って、戦後の宿題を片づけ、国家として主権とは何かを考える選挙です。あと20選挙区ほどに入る予定です。ふるさとの福井にはあと4日間ほど泊まり込みで入る予定となっています。
 月刊正論(9月1日発売)に経済界も注目、驚愕の性教育の対話(中條高徳・山谷えり子)が掲載されています。自民党の「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査」の報告と、見直しの状況を話しています。経済界、産業人の人々の間に問題意識が広まりつつあるのは、有難いことです。

平成17年9月4日 山谷えり子

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