メッセージ(バックナンバー)

 家の近くの花火大会。子どもたちが幼い頃は、家族5人で手をつなぎ河原を歩いて見上げたものを、今はバイトやデートに大忙しの子どもたち。一人そっと見あげます。
 河原の上流は岡本かの子の生家があり
 “年々にわが悲しみは深くしていよよ華やぐいのちなりけり”
のかの子の歌を思い出しながら、あでやかな花火を見あげました。
 マスコミは刺客だの、忍者だの、小泉劇場だのと書きたて、永田町の記者さんたちは、汗をかきつつ、どこか充実感にあふれた顔で走り回っています。本当に大変な政治は選挙の投票が終わってから始まるのですが。
 それにしても、残暑のすさまじいこと。
 八月や どかと燃え居る 残暑かな(山谷えり子)
 その中を静岡、東京、広島、福井と連日走り回っています。
 ふるさとの福井からは、地元出身の弁護士稲田朋美さん(46)が出馬表明をいたしました。中学生のお子さん2人の良きママ、自然体でよく笑い、正義感あふれるこれまでの弁護士としての活動は日本の法廷に歴史を残すほどのものといわれています。よくぞ出馬を決心なさったと思います。
 小泉総理に要請され、党執行部が何度もお願いしたということです。これまで自民党公認の松宮候補は、無所属出馬…。全国の各所でみられる複雑な光景です。
 新しいタイプの方々が次々と“改革を止めるな”の旗の下に参集していますが、構造改革は、活力ある日本を作るための一丁目一番地。入り口であり、これさえ出来ないようでは、次の一歩が出せません。そして同時に日本が日本としてあるために新憲法制定などの道筋を間違いなく築き上げていく国家観をもった候補者たちを冷静に最も大切なこととして選びぬいてほしいと思います。
 自民党のマニフェストには現実的な安全保障政策、教員免許更新制や確かな基礎学力の育成、教育基本法改正など教育正常化への政策。道徳心と伝統文化の尊重、家族政策の充実で元気な日本をとりもどす強い問題意識と手法が示されています。
 構造改革を確かなものとし、日本の最も大切な基本をよみがえらせる。そのため私も9月11日まで猛ダッシュで訴えます。

平成17年8月21日 山谷えり子

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