永岡洋治衆議院議員のご冥福を祈ります。 |
永岡さんとは、勉強会や部会などでよくご一緒でした。いつも静かなご表情で、ご熱心にいろいろなことを学びとろう、考えていこうというお姿が印象的でした。 |
愛する人を失ったご家族の思いはいかばかりかと思います。わが家では、末娘が夜しんみりと言いました。“お嬢さんの心の痛みは生涯とれないと思う。私も突然のお父さんの事故死から2年たったけれど、今でも発狂しそうなほど悲しくなってやりきれなくなって大声で叫びたくなる。やっとやっとの思いで悲しみのうちに夜をむかえる一日もある。…それにしても政治の世界というのは厳しいものだと思う。お母さんが政治家になって、ひとりぽつんと厳しい表情でいるのを見る時、その世界の厳しさを想像できる気がする。そんな表情は記者時代は見せたことなかったものね” |
支援者一人一人の願いをうけて議席をあずかっている重さというのは、厳しく、同時に神聖なものです。 |
マスコミは、政治家を“センセイ”などとカタカナ書きにして揶揄しますが、多くの政治家が謙虚に学び、深く悩み、正しい道を求めて天をあおいでいる姿もご想像いただけたらと過ぎた願いとは知りつつ思います。 |
永岡洋治さまの魂が安らかならんことを。ご遺族のみなさまのお心が、平和になる日がくることを。神さま、み仏さまのお力によるお励まし、なぐさめがあることを深く祈ります。 |
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平成17年8月2日 山谷えり子 |