女性の姿を盗撮し、メールやインターネットを通じて配信するなど、被害が深刻化しているため、盗撮防止のための議員立法を作ろうという考えのもとに、自民党で作業チームが作られました。私もそのメンバーとして警察からの被害実態の説明をうけ、それぞれの法律との関係比較(軽犯罪法・建造物侵入・名誉毀損・迷惑防止条例・各県条例・諸外国の法律)をしました。 |
小型ビデオ、赤外線カメラ、無線操作式機材などさまざまな道具の発達により、公衆トイレ、入浴場、ホテル、道路などで盗撮がなされ、なかには女性が公衆浴場で撮って業者に渡すなど、時代の問題を感じます。抑止力にもつながればいいと考えます。 |
プライバシー権、人としての尊厳権との関わりの中でどう考えていくかも話し合われました。アメリカは細かく具体的な行動規定、フランスは大くくりの規定でと、各国のお国がらで法律も違っています。 |
なお、議員立法に関しては、私は自民党の政調に家族を保護、尊敬するための「家族基本法」と、職業教育・社会体験教育を充実させること、そしてそのためのプログラムに税制優遇策なども含めて国として振興を考えていく「キャリア(職業)教育法」を提出しています。他省庁との関係がからむので、今はまだ調整が進みきっていませんが、時代に必要な法律であると確信していますので、早く立法化作業に入れると嬉しいと望んでいます。 |
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平成17年4月15日 山谷えり子 |