メッセージ(バックナンバー)
 早朝、浜松へ。
  浜松といえば、徳川家康が17年間浜松に在城し、江戸時代には幕府老中6人を輩出したことにより「出世城」とも呼ばれていますが、近代では楽器王ヤマハ創業者山葉寅楠(1851〜1916)、河合楽器の創設者河合小市(1886〜1955)、トヨタグループ創業者の豊田佐吉(1867〜1930)、スズキ創業者の鈴木道雄(1887〜1982)、本田技研工業の創業者本田宗一郎(1906〜1991)、テレビ技術開拓者の高柳健次郎(1899〜1990)らが有名です。アイデア、オリジナリティ、技術力、組織力…戦後日本の技術立国と産業発展を支えたビジネスのヒーローがこれほど生まれる浜松とは、一体どんな土地なのか、いつも足を運ぶたびにうなってしまうのです。
 今、浜松は浜名湖立体花博開催中で、街中に花の立体オブジェが美しく音楽を奏でるように輝いていました。
 そして午後、自民党本部に戻り、女性局・青年局主催の総裁候補公開討論会です。女性局は5万人アンケート(回答26509)をしましたので、その結果の提言について、各候補から話を聞きました。
 女性局アンケートでは「ためになる改革」のトップは教育再生(49%)でした。子育て政策として支持されたのはワークライフバランス(仕事と生活の調和)、39%放課後子どもプラン23%が妊婦健診の無料化17%や出産一時金支給13%より多くの支持をうけました。安倍内閣で補佐官として働いた政策が理解してもらえて心強く思います。
 総裁選で、私は西村康稔候補の推せん人となりました。3児の父、東大ボクシング部のスポーツマンです。老・壮・青のバランスを大切に、党再生に力を尽くしてもらいたい思いを託しました。
  靖国神社を大切に思うこと、夫婦別姓法案や人権擁護法案、外国人地方参政権に反対していること、また、拉致問題では西村さんが外務政務官の時代、連携して働いたこと。通産官僚だった時代に、地方の県庁に出向し、中小企業対策、地域活性で努力し、成果をあげたことなどから、党の再生にともに働こうと考えています。厳しい戦いではありますが…。
写真:自由民主党総裁選挙・公開討論会
  9月20日の産経新聞に小沢一郎幹事長が李明博大統領の実兄でハンナラ党国会議員の李相得(韓日議員連盟会長)と会談し、永住外国人への地方参政権付与問題(日本には平成19年末に永住外国人は87万人いるとされている)について、「なんとかしなければならない。通常国会で目鼻をつけたい」と述べたという記事が出ていました。
  また、同日の日経新聞には戸籍制度の廃止を目指す議員連盟が民主党の有志30人により10月に発足するという記事が出ていました。
 “多様で寛容な社会を目ざす”というイメージで、現実には国家解体、家族解体につながっていくものです。
 来年の夏の参院選挙が終わるまでは、こうした左派系の法案に手はつけないだろうと思っていましたが、そうでもなくスピード早くぶつけてくるのでしょうか…。主権、国益に対する国民の覚醒を願っています。

平成21年9月24日 山谷えり子

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