メッセージ(バックナンバー)
 朝から第44回全日本少年剣道錬成大会・第34回全日本選抜少年剣道個人錬成大会に大会顧問として出席させていただきました。
  少年少女剣士が6200人若い熱気で武道館が小さく感じられました。
 そのあと、東京大学医科学研究所に21世紀の医療の研究の最先端を勉強に行きました。
 テーマは個別化される医療(21世紀のオーダーメイド医療)、先生は東京大学医科学研究所中村祐輔先生。
 中村先生は、外科医としてがんの診療現場における疑問
なぜ、がん細胞が発生するのか
なぜ、患者ごとにがんの進行の速さは違うのか
なぜ、抗がん剤の効果は患者ごとに大きく違うのか
なぜ、一部に非常に重篤な副作用がでるのか
 疑問を解く鍵は「遺伝子・ゲノムの働き」
 一人一人によって、ある薬が効く人と、効かない人がいます。
 遺伝子が影響しているせいですが、20世紀の医療はそのことがわからず“とりあえず医療”をしていたため、副作用に苦しむだけで治療に良い影響を与えられぬ場合もありました。
 オバマ大統領はゲノムの働きに着目した一人一人の体質に合ったオーダーメイド医療を推進する方針。医療費も削減、患者も幸福という医療改革を目指しています。
 日本も実は、研究はトップクラス。今後も支援、予算をつけていきたいと思います。

平成21年7月28日 山谷えり子

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