メッセージ(バックナンバー)
 6月初旬、台湾の李登輝元総統が芭蕉の歩いた北陸の道を歩かれることを計画なさり、私は福井での旅のひと時を楽しいものにするべく準備をしていましたが、今回は延期ということになり残念です。
 李登輝さんとは、台湾のご自宅に伺って、政治家としての心得や日台の関係などについてお話し来日された時も仲むつまじいご夫婦とのお食事をさせていただいたりしております。
 4月5日NHKで放送されたNHKスペシャルJAPANデビュー第一回「アジアの“一等国”」でサブリミナルのような編集をしたり、さまざまな問題があるとして、有識者やマスコミ等で問題視されています。
 私もあの日放送を見ましたが、首をかしげるところ多々あり。後日、番組で取材をうけた台湾の当事者からも編集の歪んだ意図について抗議の声があがっています。
 そこで今朝は「公共放送の公平性を考える議員の会(仮称)」の準備会を行い、自民党の有志の先生方と意見交換いたしました。
 午後1時より、自民党の国防部会防衛政策検討小委員会に出席しました。北朝鮮によるミサイル発射や核実験、中国の軍備拡張、ロシアの軍事力増大など、東アジアは大変不安定な状況におかれています。
 自民党として、憲法改正の必要性、集団的自衛権の再検討、ミサイル策源地(敵基地)攻撃能力の保有、国境離島においては「国境離島新法」との連携を留意するなどを盛り込んだ提言案の取りまとめを行いました。
 その後、「中福祉・中負担のあり方研究会」のメンバーとして、保利耕輔政調会長、園田博之政調会長代理へこれまでの議論の結果を報告いたしました。
 その直後に開かれた研究会では、女性が安心して子育てや介護に携われるような支援体制、環境整備について話し合いました。
写真:自民党の有志の先生方と
 夕方、党本部で開かれた「憲法審議会」で、高崎経済大学の八木秀次先生のご講演を拝聴いたしました。日本国憲法の前文には、国柄を示すものが無いとのご指摘に深く共感。
 戦後レジームからの脱却に向け、これからも議論を重ねていきたいと思います。

平成21年6月3日 山谷えり子

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