メッセージ(バックナンバー)
 63年前、沖縄が組織的抵抗を終えた日です。
 天皇陛下は、この日と広島、長崎に原爆が投下された日、終戦の日の4日を特別な日として鎮魂の一日をすごしておられるとお聞きします。
 皇太子殿下いらした時の1975年(昭和50年)、殿下は「石を投げられても沖縄に行く」と仰せになられ、美智子妃殿下と共に沖縄に慰霊に赴かれました。
 そして、そこで火炎瓶を投げられるということがありました。
 殿下はひるむことなく平静に、行啓をなさり、その夜「払われた多くの尊い犠牲は、一時の行為や言葉によってあがなえるものではなく、人々が長い年月をかけて、これを記憶し、一人ひとり、深い内省の中にあって、この地に心を寄せ続けていくことをおいて考えられません」という御言葉を語られました。
 
 本日も、24万人の声なき人々の声、そして凄絶だった戦いに傷ついた人々の声を、天皇皇后両陛下は聞いておられると思います。

平成20年6月23日 山谷えり子

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