メッセージ(バックナンバー)
 朝、神奈川県の横浜あすか幼稚園に行きました。よく遊び、剣道もするなど、体と元気で快活な心を作ることを心がけていらっしゃいます。
 一茶や若山牧水などの俳句や短歌、百人一首、季節の詩に論語…とスラスラ目を輝かせて大変な集中力で読みこなす姿に、子供たちの可能性の大きさを知りました。
写真:横浜あすか幼稚園・授業風景
 福沢諭吉は、「子供時代は、特に獣身を大切にしなければいけない」と独特の身体観をもっていました。獣身…哺乳動物である人間は、よく抱かれ、くんずほぐれつの無邪気な子供同士の体の接触がたっぷりあってこそ満たされます。
 幼児期はよく遊び、よく笑い、よく笑い、時々泣いて、よく食べてよく眠り…といった生活を大人たちの責任で守ってあげたいもの。幼稚園関係者のご苦労に感謝しつつ国会に戻りました。
 夜、憲政記念館で映画議連による試写会「明日への遺言」が上映されました。

- ストーリーは -
  第二次世界大戦後
無差別爆撃を実行した米軍搭乗員処刑の罪に問われ
戦犯裁判にかけられた東海軍司令官・岡田資(たすく)中将。
法廷闘争を「法戦」と名づけ立ち向かう夫を
傍聴席から見守る妻・温子とその家族。
部下を守り全責任を負う岡田資(たすく)中将の潔い姿は
次第に、敵国の検察官や裁判官をはじめ
法廷内にいるすべての人を魅了し心動かしていく。
そして、判決が下る―
岡田資(たすく)中将が命を懸けてまでも伝えたかったこと
守り抜いたものとは何だったのか―
- 妻の言葉 -
  夫は戦犯として
処刑の席についておりますが
わたくしは今もなお
岡田資(たすく)の妻であることを
誇りに思っております

 大岡昇平の原作を藤田まことさんと富司純子さんらが好演します。
 国家への深い思いと覚悟、人間の品位と家族愛の実話をもとにした映画で、3月1日から全国ロードショーです。

平成20年2月12日 山谷えり子

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