メッセージ(バックナンバー)

5月26日
 行政改革推進法案が128時間の審議をへて採決されました。
 効率のいい政府づくりのための大きな一歩が歩み出されました。担当政務官でしたのでホッとしています。
 中馬大臣の答弁はダンボール2箱分になり、職員は真夜中過ぎまで質問とりに走り、朝は7時から働いていました。官僚叩きの激しい中、こうした実態は知られていません。
 夜、皆さんとの慰労会があり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

5月27日
 第44回全日本合気道演武会でご挨拶しました。といっても、本部道場で、30年ぶりにおケイコを再開し始めたばかりの私ですから、何やら晴れがましすぎます。
 武道は人になるための道を極め、礼と調和を大切にするものです。若い人、女の人もたくさん体験してほしいと思います。

5月28日
 拉致問題解決のための国民集会が2500名参加のもと開かれました。安倍官房長官の力強いメッセージに拍手がおこりました。

安倍官房長官メッセージ
 本日の国民集会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
 拉致問題の解決には、国内・国外を通じた力強い世論の盛り上がりが不可欠であり、その意味でも、本日の国民大集会は、誠に意義深いものであると考えます。
 先日、横田早紀江さんをはじめとする御家族の方々が訪米し、米国下院公聴会で証言を行い、ブッシュ大統領と面会されました。
 この訪米を通じて、拉致被害者の御家族の方々の活動が、米国内のみならず、全世界に対して、大変大きな感動を与え、その結果、拉致問題解決の重要性を訴える力強いメッセージが発出されたと考えます。
 また、国内においても、御家族の方々は、それぞれの地域において、日頃から署名活動や集会への参加、自治体関係者への要請などの地道な活動を通じて、拉致問題の解決に向けた国民世論の形成に尽力されているところであります。
 御家族の皆様のこのよう御努力に対し、深甚なる敬意を表したいと思います。
 政府としては、拉致被害者が全員生存していることを前提に、圧力と対話という基本方針の下、拉致問題の解決へ向け、あらゆる努力をしているところであります。
 私は、官房長官に就任後、直ちに、厳格な法執行や情報収集の強化を関係省庁に指示し、さらに鈴木官房副長官が議長を務める拉致問題特命チームの下に、法執行班及び情報収集会議を設けて体制を強化し、政府一体となって、さまざまな情報の収集や厳格な法執行等の処置を講じてきております。
 また、国際社会との連携を一層強化していくため、私を含め、政府全体として、外国要人との二国間会談や国際会議の場において、拉致問題の解決に向けての協力や支援を求めるとともに、国連等の場において拉致問題を取り上げ、決議等の形で北朝鮮に対して強いメッセージを発していく、更には、G8サミットにおいても拉致問題が取り上げられるよう、外交努力を尽くしているところであります。
 国際的な圧力を高め、包囲網をしっかりと構築しながら、北朝鮮に対し、すべての生存する拉致被害者を帰国させなければ拉致問題は解決しない、拉致問題の解決なくして国交正常化はない、ということを十分認識させることが必要であります。
 今後とも、拉致問題の一日も早い解決に向け、政府一丸となって、全力で取り組んでいくことを改めて表明し、御挨拶といたします。

 私も拉致問題担当政務官として訪米した報告をいたしました。
 韓国からの被害者、韓国マスコミ、韓国ハンナラ党の国会議員らは韓国の厳しい状況を説明し、連帯と日韓の人権問題の協力を訴えました。横田さんご夫妻も体調すぐれない中、訴えられました。
 29日には、めぐみさんの夫の可能性が高い韓国人拉致被害者金英男さんの母崔桂月さんらが、「拉北者家族協議会」の崔祐英会長らと一緒に、日本の家族会、救う会、安倍官房長官らと面会。
 朝食をご一緒にとりながら、私もさまざまな情報をお聞きしました。

平成18年5月29日 山谷えり子

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