メッセージ(バックナンバー)

 官邸での政府、与党少子化対策協議会で「家族の絆、地域の絆」政務官プロジェクトチームのとりまとめを報告しました。
 経済支援、働き方との両立プランも大切ですが、家庭生活より職業生活を優先させ、個人が自由気ままを望むあまり生命を継承していく尊さを感じる心が失われていく風潮に対し、家族が愛し合うことを大切な価値とする政策づくりをしようととりまとめたもので、自民党やマスコミから評価をうけています。
 具体的には「家族の日」制定や官邸に家族会議の設置、三世代同居支援、家族中心の税制、法制、母乳育児支援、おじいちゃん・おばあちゃん先生づくり、産めるかどうか悩む女性への支援、マタニティーマーク普及、放課後の子供たちがすべての小学校で自由に遊べる場づくり、読み聞かせ運動、子守歌などを歌いつぐ運動、有害情報規制、ITやケータイのフィルタリング推進などで、6月の骨太方針に考え方と具体策を入れていきたいと思います。

 今年のアカデミー賞を受賞した「皇帝ペンギン」というドキュメンタリー映画を息子がビデオを借りてきて、皆で見ました。
 ブリザードの吹く中、生まれたばかりの卵をペンギンのオスがこごえながら抱きつづけ、オスと子供にエサを与えるためにメスが生命をかけエサをとりに行く。美しく激しい生命をかけた、生命をつないでいくフランス映画です。
 子供がいるとお金がかかる時間をとられると言うことを恥ともしない人間は皇帝ペンギンの気高さの前に、シュンとなってしまいます。お子さん、お孫さんと見てほしい映画、オススメします。

 福井市の中学生が国会見学に来てくれました。
 「政治は大切、おあずかりした税金を最も良い方法で使うことを考える場所。心でその大切さを感じて、これからマスコミ報道をていねいに追って下さいね」とご挨拶しました。
 政治部記者の娘だった私は、政治を尊いこととして論じる親に育てられたことを幸せに思っています。
 今日は衆議院内閣委員会で銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案の採決、本会議、食育の国民運動プランづくり、地方分権プラン、党歳出歳入一体改革PT、日本・モンゴル友好促進議員連盟、行政改革に関する特別委員会がありました。

 日曜日、横田早紀江さんと2時間半ほどお話しをしました。
 めぐみさん、拓也くん、哲也くんの小さかった頃の思い出などをたくさん、たくさん話しました。
 アメリカで大統領とお会いでき、議会で証言し、滋さんと哲也くんが韓国の被害者家族とお会いし…5/28は日比谷で国民集会を考えています。
 めぐみさんたちが早くタラップから降りてきて下さる日まで、地道なつみかさねを続けます。

平成18年5月17日 山谷えり子

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