メッセージ(バックナンバー)
 対馬市長、市議団の皆さまと防衛省に行き、防衛事務次官に40分ほど対馬の現状と対馬市議会が特別委員会を設置して検討した陸、海、空の防衛力の整備構想を説明し、意見交換しました。
 離島防衛という考え方を平成21年度の防衛計画にきちんと位置づけてほしいと願っています。
写真:防衛省にて対馬市議会が特別委員会を設置。意見交換。
 参議院は平成20年度第二次補正予算案の採決を本会議で行いました。午後1時からと3時20分から開きました。定額給付金に反対の民主党などは給付金部分だけを削除する野党三党提出の修正案を出しました。
 衆参で議決が異なったため、その後両院協議会を開くことになり、最後の成立をめぐる方法でもめにもめ、午後11時前になり突然、翌日午後1時からの再開を民主党の両院協議会議長が宣言して両院協議会は散会。いつ開かれるか不明なため議員は禁足(外に出てはいけない)待機でした。
 私は昼は忙しくて食事が出来ず、夜、議員会館の食堂はいっぱいで、7時に入ったらすべて売り切れでラーメンしかありませんでした。でも、これも、生活応援対策実現に一歩ふみ出すためのプロセスです。喜んでガマン、ガマン。
 
 民主党らは、年末には“早く生活と景気対策の補正予算を出せ”と主張していましたが、1月5日に政府案が提出され、参議院に審議の場が移ったとたん、参議院で多数を占める野党が抵抗。
 審議を進めようとせず、あの手この手を使ってきました。そして終局になっても、まだ抵抗をします。憲法60条の精神に反した行為です。

日本国憲法
〔衆議院の予算先議権及び予算の議決〕
第六十条 予算は、さきに衆議院に提出しなければならない。
2 予算について、参議院で衆議院と異なつた議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は参議院が、衆議院の可決した予算を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて三十日以内に、議決しないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。

 平成20年度第二次補正予算関連法案は、総額4兆7858億円。2兆円の定額給付金に加えて、中小小規模企業の資金繰り対策約4900億円、高速道路料金の引き下げ5000億円、地域活性化生活対策交付金6000億円、緊急雇用創出事業、出産・子育て支援の拡充、介護従事者の処遇改善、医療対策…など現在の厳しい経済情勢の中で景気を良くする安心と元気のための政策が並んでいます。
 早く成立させるのは、国会の責務と考えます。
 本日27日も国会は波高しです。

平成21年1月27日 山谷えり子

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