メッセージ(バックナンバー)

 ロシア上院国際問題委員長らと日露関係について意見交換しました。
 経済関係はトヨタなどの進出もあり、強化されつつあるが、露と日の根本問題である領土問題が解決されないために平和条約締結が出来ないことが決定的にネックとなっていると、日本側からは、かなり厳しい意見が出されました。一行は京都や築地にも訪れ、日本の文化と生活、人々のやさしい対応に深い印象をうけたとの感想が述べられましたが、ストレートな意見交換が両国に有意義であってほしいと思います。
 官邸の政務官会議で患者の視点に立った医療体制づくりについて報告と意見交換をしました。
 昭和26年には在宅死した人が8割でしたが現在は8割以上が病院で亡くなります。しかし、生活の質と在宅で過ごしたい患者、家族の思いを受け、今後は各県、地域ごとにどのような病院で、どのレベルの医療がうけられるかの情報を公開し、急性期から回復期、在宅療養にいたるまでの連携サービスが受けられるよう相談と提供体制をつくること。24時間往診や複数の医師の連携など在宅での療養生活が整備されるよう診療報酬面でのインセンティブがあるようにすること、また同居者のいない人の在宅医療についても体制の整備をすることなど改革の方向性と、そのための具体的方策について話し合いました。今後の医療が在宅医療の充実に向けて舵を切られていくことになるのは画期的と考えます。
 内閣部会で皇室典範改正についての勉強会。
 夜はモンゴルのエンフボルド首相の歓迎レセプションで大モンゴル建国800周年の交流促進の場となりました。
かぐわはしき 桜の花の 空に散る 春のゆふべは 暮れずも あらなむ 
(良寛和尚)
 国会・官邸・千鳥ヶ淵どこもどこも、ああ、どこも桜の花が盛りです。良寛和尚がよまれた桜は、どこの桜でしょうか。

平成18年3月28日 山谷えり子

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