平成13年度活動報告

核燃料サイクル開発機構の裏金捻出不正使用について
(談話)
民主党 教育科学ネクスト大臣 山谷えり子
 
 文部科学省の特殊法人、核燃料サイクル開発機構が、20年以上にもわたって裏金を捻出し、最近5年間だけで254億円に上る金額を不正に流用していたことが明らかになった。
 核燃料サイクル開発機構は、動力炉・核燃料開発事業団として95年12月の「もんじゅ」事故とビデオ隠し、97年3月の東海再処理工場の火災・爆発事故と虚偽報告などがつづき、98年に改組されたばかりである。その中で長年二重帳簿ともいえる「許可予算書」と「実施予算書」とを使い、巨額な金額の不正使用を行っていたことがわかった。同機構の予算は、すべて国からの出資金と補助金でまかなわれていて国民の税金である。しかも、同機構の職員の間では広く知られていて、「うしろめたい気持ちがあった」という職員までいるという。
 民主党は国民とともに、このようなずさんな税金の不正使用に強い憤りをおぼえ今後徹底的に事実を究明し、政府に対し強く責任を追求いていく。
平成13年4月3日
(民主党ホームページ掲載)

< < 平成13年度活動報告インデックスへ戻る

山谷えり子事務所
〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館611号室
TEL:03-3508-8611/FAX:03-5512-2611