メッセージ(バックナンバー)
 本日は高崎に出張。
 タイ滞在中の現地の新聞バンコクポストに北朝鮮を厳しく批判した記事がのっていました。
 バンコクの空港で35トンの武器が押収されたことに関して「北朝鮮は国際的な法の支配を尊重する気がない国」として、「国連、米国、タイは、武器密輸取り締りに全力をあげねばならない」と主張。
 タイは1975年に北朝鮮と外交関係を樹立し、非共産主義国家としては最初にピョンヤン政権を承認した国の一つで、2000年には北朝鮮が東南アジア諸国連合(ASEAN)の地球フォーラムに参加するようとりはからったにもかかわらず、北朝鮮はフォーラムをしばしばボイコットするし、タイが知らないうちにタイを麻薬取引や国際的な拉致の現場として使っていたとして、「今回の密輸も北朝鮮が国際社会の仲間入りする意思がないことの証明だ」「大量破壊兵器を含め、武器を高値で買うなら誰にでも売るアジア最大の常習的密輸犯」と記しています。
 さてひるがえって日本の民主党政権では、国連決議による北朝鮮の武器密輸取り締りのための法案さえ、先の国会で通そうとしませんでした。
 社民党と民主党の左派グループが反対のためとも言われています。そして、そのことさえほとんどマスコミは報道しなかったため国民は知りませんでした。
 タイにも北朝鮮に拉致された女性がおり、ご家族とお会いしたことがあります。

平成21年12月20日 山谷えり子

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