「公共放送のあり方について考える議員の会」で、日本の台湾統治を扱ったNHKの4月5日放映の番組「シリーズJAPANデビュー アジアの“一等国”」のダイジェスト番組を国会で見たあと、金美齢さんのお話を聞きました。 |
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金美齢さんは、 |
「絶対に看過できない番組の作り方。一般にマスコミの影響力が強い割に、メディアの作り方はあまりにいい加減ではないか。その代表がこの番組」 |
「歴史というのは光と影がある。植民地時代は特にそう。しかし戦後60年を考えれば、光のほうが多いと思う」 |
「台湾は唯一の親日国家というくらい日本が好き」 |
「日本の教育を受けたことを誇りに思っている人はたくさんいる。なぜ李登輝さんをインタビューしなかったか・・・まずはコンセプトありきで、編集し、作る人側の胸三寸で決まる。公共放送で、しかし許されるか」 |
「この番組をNHKは“未来の鍵”というが、これでは良い未来は作れない。この番組がおかしいという人は、台湾をよく知っている日本と台湾の人たちです」 |
などという意味のことをおっしゃられました。 |
公平な視点から歴史を省みて、未来に進んでいかなくてはなりません。 |
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平成21年6月11日 山谷えり子 |