メッセージ(バックナンバー)
 経団連の皆さまと、環境、エネルギー、科学技術分野について意見交換をしました。
 
 自民党役員連絡会
 
 大麻問題について警察庁、薬物対策課、青少年課の人と意見交換をしました。
 現在の法律では、種の売買や使用は禁じていません。
 大麻取締法第三条は「大麻取扱者でなければ大麻を所持し、栽培し、譲り受け譲り渡し、又は研究のため使用してはならない」とあり、使用は禁止していないのです。どうしたらいいか現実の取締状況について聞きました。
 
 自民党参議員執行部会「国籍法改正案」について私は、参議院では慎重審議をする必要があると訴えました。
 本日、衆議院本会議で可決されましたが、問題が多いと感じます。
 日本人男性と外国人女性の間に生まれ結婚していなくても父親が認知すれば日本国籍の取得を認めるものです。
 衆議院法務委員会では、虚偽の認知やブローカー等が介在し組織的な虚偽認知が行われるなど心配があるとして、附帯決議が4つつきましたが、まだまだ心配です。
 附帯決議の文章です。

一、 日本国民から認知された外国人の子が届出により我が国の国籍を取得することができることになることにかんがみ、国外に居住している者に対しても、本法の趣旨について十分な周知徹底に努めること。
二、 我が国の国籍を取得することを目的とする虚偽の認知が行われるおそれがあることを踏まえ、国籍取得の届出に疑義がある場合に調査を行うに当たっては、その認知が真正なものであることを十分に確認するため、調査の方法を通達で定めること等により出入国記録の調査を行う等万全な措置を講ずるよう努めるとともに、本法の施行後の状況を踏まえ、父子関係の科学的な確認方法を導入することの要否及び当否について検討すること。
三、 ブローカー等が介在し組織的に虚偽の認知の届出を行うことによって日本国籍を取得する事案が発生するおそれがあることを踏まえ、入国管理局、警察等関係当局が緊密に連携し、情報収集体制の構築に努めるとともに、適切な捜査を行い、虚偽の届出を行った者に対する制裁が実効的なものとなるよう努めること。
四、 本改正により重国籍者が増加することにかんがみ、重国籍に関する諸外国の動向を注視するとともに、我が国における在り方について検討を行うこと。

 異例のことではありますが、再度参議院政策審議会で議論をやり直すよう強く求め、認められました。
 国民の心配のないようしていきたいと思います。
 
 自民党「拉致特命委員会」役員会で、アメリカのテロ支援国家指定解除と北朝鮮の再調査ストップに対して、日本としてやるべきことを議論しました。金曜日朝、総会を開くためです。
 
 有楽町マリオン前で、自民党青年局と女性局とで街頭演説をしました。民主党が党利党略、政局だけを考え、審議拒否にうって出たことの理不尽さを訴えました。
 「国際協調のためのテロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法」の一部を改正する法律案は本日委員会で採決され、明日本会議で採決される約束をして、審議を進めてきたのに、突然破ったのです。
 また中小企業や景気を考えての「金融機能の強化のための特別措置に関する法律及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法」の一部を改正する法律案も突然ストップをかけてきました。
 民主党は国民が困ろうと、何でも反対、政局のための反対の悪いやり方に逆戻りです。
 
 夕方の冬の風に吹かれながら懸命に1時間以上にわたって訴えました。
 終わって、司会をしてくれた丸川珠代さんと“お疲れさま”の握手。二人とも手が氷のように冷たくて、顔を見合わせ思わず笑ってしまいました。
 それでも、ずっと聞いていて下さった方も多く、感謝です。

平成20年11月18日 山谷えり子

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