メッセージ(バックナンバー)
 対馬をめぐって、領土保全や安全保障上の問題が心配です。
 自衛隊基地の隣が韓国資本に買われたり、平成17年には慶尚南道馬山市が「対馬は韓国領土である・・・」という条例を可決したり、今年7月22日にも与野党50人の国会議員が韓国国会に「対馬島返還要求決議案」を提出し、世論調査では51%が賛意を示したという報道もあります。
 対馬は日本国の固有の領土です。そこで、私が会長をしている「日本の領土(竹島、尖閣諸島等)を守るため行動する議員連盟」緊急総会を開催いたしました。衆参議員(代理出席を含む)47人が出席しました。
 産経新聞で『対馬が危ない』シリーズを連載している宮本雅史編集委員と、八月に対馬を有志の議員団で視察にいった吉田康一郎都議に講師としておいでいただき、防衛省、外務省、内閣官房の役所の皆さんともやりとりをしました。
 今後は現地視察なども検討していきたいと思っております。
>> 【関連リンク:外国資本買い占め規制 法整備へ議連一致 自衛隊増強も】
 
(宮本氏講演)
 「対馬が危ない!!」報道への反響、非常に大きかった。
 まだ日本にも領土意識が残っていたのだと、少し安心した。
 沿岸に韓国資本のホテルが建ち、天皇陛下の真珠工場ご視察を記念して建てられた碑も囲まれてしまった。海に面しているので、外からの出入りも自由にできる状態。破綻した民宿が(韓国資本に)狙われている。競売物件など。
 対馬藩には、徳川家2代将軍以降の歴代の将軍の位牌が置かれている。それくらい、国防上の要と意識されていた。
 現在、ボーダー意識が希薄になっている。ボーダレスとよく言われるが、ボーダーがしっかりと存在しているからこその話だ。土地を切り売りしている島民の気持ちも考えなくては。
 対馬は韓国色にどんどん染まっていく。韓国と福岡を対馬経由で結ぶトンネルの構想も出てきた。国境離島特別措置法を作るべきだ。
 
(吉田都議講演)
 麻生総理は、ニューヨークで日本企業が不動産を買っていったのと同じだと答えた。ニューヨークの件と違う点につき、二点を指摘する。
 一つは、今回の対馬の場合は、韓国の領有権の主張とセットになっているということだ。
 二つ目は、昭和27年に韓国大統領李承晩が一方的に軍事境界線を設定した際(いわゆる李承晩ライン)、対馬に対しても領有権を主張していたということ。ラスク書簡によって米国は拒否したが。
 今対馬では、韓国人による不法な乱獲に困っている、公共事業の削減で、経済的に苦しい状態になっている。そこで、韓国資本による土地の買収が進んでいる。
 対馬、領有権、とネットで検索してみるとわかる。外国人参政権を実現させて、対馬市が韓国 領だと決議するようにしようといった議論があちこちで行われている。
 領有権で争いがある地域では、外国人の活動を制限する法律が必要。強制収用の規定も。ビザなし特区の見直しも必要。

平成20年11月6日 山谷えり子

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