メッセージ(バックナンバー)
 官邸での2年間の力一杯の生活を離れ、また新しいファイトに燃えての9月です。
 週末は愛媛県石鎚山を1500mの中腹まで登り“日本よ永遠なれ”と祈ってまいりました。石鎚山は日本百名山のひとつで、信仰のお山です。(若い頃、ワンダーフォーゲル部だった私は百名山のうち30ほどのお山に登っています)
 頂上まで登りたかったところですが、時間の関係で思いを残して、下山し、教育再生の講演をいたしました。
 総裁選のテーマにまだ本格的にはあがってこない「教育再生」ですが、引き続き実らせていくためにも、全国をていねいに歩き回り、総裁選のテーマとしていきたいと思います。女性たちが、母の心で、教育こそ国の基と聞いて下さいました。
 夜は松山に入り、松山城を見ながら「坊ちゃん」を少し読みました。ホテルのお風呂の湯は自主的に半分だけ入れることにして、そっと体を沈めます。
 全国各地で集中豪雨の被害が報告されていますが、四国地方は水不足。川も枯れかけています。7、8月は例年の5分の1前後の降雨量だったそうです。
 田植えがままならない所もあったと聞きます。翌日の朝食会で、校長先生や教頭先生たちからお話をうかがいましたが、「水筒にお茶を入れて子供たちは登校します」「松山の先生たちは、教育熱心で有難いです」などの声を聞きながら、石鎚山の水系にある西条市に湧き水をいただきにこられる四国の人々の心を思いました。
 瀬戸内海を渡って、日曜日は広島市内で二ヶ所、子供たちの健全育成の講演をすませて帰京しようとすると、東京は豪雨とカミナリで羽田になかなか飛行機が降りません。
 このところ出張のたびにこうしたことになるので、羽田の人に大変ですねと言うと、「もう毎晩のようなのです」と言われました。
 総裁選は、活発に、そして人間として、日本人としての良き生き方を多くの人が冷静に考えるチャンスとなったらと思います。今週から、そのために私も全力でやれることをやってまいります。

平成20年9月8日 山谷えり子

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