メッセージ(バックナンバー)

 官邸で“教育再生会議”第一回の会合が開催されました。
 総理は検討してほしい項目として「学力の向上」「教員の質の向上」「学校評価制度の導入」「規範意識や情操を身につけた美しい人づくり」「体験活動、奉仕活動、読書のすすめ」「学校の規律の確立」「伝統や文化についての学び」「家族、ふるさと、このすばらしきものと思えるような地域教育の再生」などをあげられました。
 8時45分からの会議に、総理、官房長官、伊吹文部科学大臣と17人の有識者
浅利慶太劇団四季代表・演出家
池田守男株式会社資生堂相談役
海老名香葉子エッセイスト
小野元之独立行政法人日本学術振興会理事長
陰山英男立命館大学大学教育開発・支援センター教授、
立命館小学校副校長
葛西敬之東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長
門川大作京都市教育委員会教育長
川勝平太国際日本文化研究センター教授
小谷実可子スポーツコメンテーター
小宮山宏東京大学総長
品川裕香教育ジャーナリスト
白石真澄東洋大学経済学部教授
張富士夫トヨタ自動車株式会社会長
中嶋嶺雄国際教養大学理事長・学長
野依良治独立行政法人理化学研究所理事長
義家弘介横浜市教育委員会教育委員、東北福祉大学特任講師
渡邉美樹ワタミ株式会社代表取締役社長・CEO、
学校法人郁文館夢学園理事長
の皆さんが全員ご出席くださり、それぞれのバックグラウンドから短いながらも具体的な提言をしてくださったのは有難いことでした。
 会議が終わって野依座長、池田座長代理、ヤンキー先生こと義家先生、そして事務局長の私が運営方法も含めて、意見交換をしました。マスコミの関心も高く、連日報道してくださっています。
 国民の皆さんが望む教育再生プランを推進実行するためにも、マスコミの皆さんとの良い関係は大切です。6名の文部大臣経験の先生からもお話を伺いました。
 プラン、スピード、どこが問題かを教えてくださり「ヤマもタニもあるがガンバレよ」と励ましてくださった先輩もおり、感謝しています。
 
 土・日にかけて岐阜、福井、大阪を回りました。山の上の方は紅葉が始まり、野にはコスモスが風に揺れています。
 幼い頃、近所にコスモスの群生地があり、私はその中にもぐりこんで、身丈より高い花の下でいつまでも一緒に揺れるのが好きでした。
 
コスモスの風のかなたの月日かな (山谷えり子)

平成18年10月18日 山谷えり子

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