メッセージ(バックナンバー)

 蝉時雨の中、靖国神社参拝にお参りしました。
 自民党の「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手国会議員の会」の幹事長としてお参りした後、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の議員の仲間たちとお参りしました。
 爽やかな風が吹き抜ける中、御霊(みたま)2,466,532名は清明で、私たちをあたたかく守りお励ましくださるようでした。
 神社の中は人、人、人。老若男女の皆さまが静かに平和を願い追悼していらっしゃいました。
 その後、武道館に移って、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、全国戦没者追悼式が行われました。
 ご遺族のお姿は年々ご高齢になられています。ご遺族代表の永森トモヱさんが追悼の辞をお読みになられる時、天皇皇后両陛下が身じろぎもせず深い表情で耳を傾けられ、読み終えられてご高齢のためか危うく見える足もとで一歩一歩と自席に歩み帰られる永森さんの姿を最後までじっと祈るようなご表情で両陛下が見届けられているお姿が印象的でした。
 小泉総理が式辞を述べられ、式の最後に会場を出られる時、思いがけない拍手が沸き起こりました。 普通の拍手とは違って、亡くなられた方々、そしてこれから生まれてくる子供たちの分まで背負っているような不思議な存在感を伴った音でした。
 今週、私は田原総一朗さん司会のサンデープロジェクトに靖国問題で出演したり、マスコミからも自宅に夜遅くまで電話がかかってコメントを求められたりしました。
 国を代表する者が参拝することが国にとって、歴史のつながりにとって、日本の精神文化にとって、次世代にとって、豊かな意味を持つことへの理解が広がり始めているような感じもします。引き続き、平和国家日本の美しさを発信していかねばならないと思います。
 昨年末のBBC放送の国際世論調査では、全世界33ヶ国中31ヶ国の国民が「世界に最も良い影響を与えている国」として日本を筆頭にあげました。中韓はそうお答え下さらなかったのですが、隣人とのつきあいは、どこでも難しいものですが、あきらめず、丁寧に、謙虚に努力していきたいと思います。そうした努力もきっと御霊は辛抱強くお導き下さいますでしょう。

平成18年8月15日 山谷えり子

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