メッセージ(バックナンバー)

 通常国会が終わり、緊張の連続であった国会対応が終わり政務官として政府の仕事に専念したいと思います。
 次期総裁を選ぶ権力闘争についてマスコミは書きたてますが、政府の中は、しっかりと静かです。歳出歳入改革と骨太方針の決定、北朝鮮ミサイル発射問題と安全保障問題、行政改革法成立後の具体的制度設計など、国家として考えねばならぬ問題に全力であたっています。
 先週末に自民党ホールで行った子守唄コンサートは立ち見も出るほどの素晴らしさでした。赤ちゃんを抱いたお母さん、孫の手を引いたおばあちゃんたちもいっぱい。
 不思議なことに子守唄が歌われると、会場の赤ちゃんたちは、むずかる声が止まって、あたたかな空気に満たされました。全国各地の子守唄は今残っているだけで一万曲ちかく。
 ほんのさわりの何曲かの紹介でしたが、その地方ごとの先祖の魂が甦り、ホール中に生命の讃歌をうたってくれるようで、客席は涙、涙。最後は「ふるさと」や「ゆりかごの歌」を皆で歌いました。
 会場に、たくさんのご先祖さまが共におられて共に歌ってくださっていることを感じ、実行委員会事務局をつとめた私は、胸一杯になりました。
 
 6月16、17日は伊勢神宮で深夜の神事、月次祭に奉拝させていただきました。
 「つきなみさい」と読み、6月と12月の15−17日に皇室から幤帛が奉られ、世の中の平和と発展、国民の幸福が祈られるものです。
 五十鈴川の清流の音を闇の中に聞きながら宇治橋を渡り、ほたるの光に導かれて樹々の香りたつ神宮の中を、神域の中を心あらため歩きました。
 池田厚子祭主さまが夜10時、玉砂利をふみしめる音を静かに立てて内宮へと向かわれるお姿には、長い歴史と伝統と民族の圧倒的な生命の力を感じ、体が震える思いがいたしました。
 深夜の闇に天照大御神をまつる御正宮からかすかにもれ聞こえてくる雅楽の音に、いつまでも身を委ねながら、この世の音なのかあの世の音なのか、外から聞こえてくる音なのか、私の体の中なのか定かでない幸せに手を合わせました。

平成18年6月18日 山谷えり子

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