メッセージ(バックナンバー)

 11月2日、政府のメンバーである内閣府大臣政務官を拝命しました。認証式があり小泉総理より辞令をいただきました。テレビや新聞のニュースにもなりましたので、多くの方からお励ましをいただき感謝とともに仕事の重要さをかみしめています。(帰宅すると、ニュースを見た子どもたちがお料理を作ってくれていました。はまぐりのお吸いもの、ゴーヤチャンプル、イタリア風サラダという不思議な組み合わせですが、感謝です。)
 仕事は安倍官房長官のもと、政府広報や国際平和協力業務、遺棄化学兵器問題などの諸課題に参画し、国会との連絡調整に当たります。さらに中馬大臣のもと、小泉改革の本丸である構造改革、行政改革、規制改革、地域再生などの政策、猪口大臣のもと、少子化対策、男女共同参画、青少年健全育成、高齢社会対策、国民の暮らしに直結する重要政策課題などと、幅広く担当することとなりました。
写真:内閣府大臣政務官を拝命
 20代の頃、記者としてキャスターとして政府広報の担当をし“えり子の生活メモ”という番組を取材、台本書き、出演と一人三役こなしていましたし、30代〜40代の頃は900万部の生活情報紙の編集長として土光行革キャンペーンの後押しやまちづくりの提案などをし、3児を育てながら、“女性よもっと輝こう”と育児休業や介護休業、多様な保育と働き方の提案、家族政策の充実を訴えてきた私にとって、担当分野を告げられた時は何か不思議な運命のようなものを感じました。
 安倍官房長官は“それぞれ政治家になる前のキャリアをも生かして存分に働いて下さい”と言われましたが、政府メンバーとして優秀な仲間と共にタイミング良い成果をあげていきたいと思います。
 11月7日は立冬。議事堂の銀杏黄葉はまだまだです。
 多くの官僚たちが、担当の“レク”と称する説明に来てくださいます。名刺と資料がどんどんたまっていきます。帰宅後に一つ一つチェックをし直し、自分用のメモを作り直して頭の整理をします。専門用語は言葉の定義や解釈を叩きこみます。議論をする前にこれだけの準備体操をしなければ、話しになりません。いただいた資料とは別に、いろいろな角度からの資料も集めて考えを深めることも大切です。どの方もやっていらっしゃることで、皆さん勤勉で努力家でいらっしゃることを見習いたいと思います。
道のべに 一陣の風 照紅葉(山谷えり子)
 先の総選挙で私は42選挙区を走りましたが、国民の皆さんが“改革を止めるな”に大声援して下さり、その結果を出してくださいました。世界最速の少子高齢化と厳しい財政赤字の中で、小さくて強い政府、モラルと思いやりある社会づくりに力を捧げる場所を与えていただいたことの意味を忘れることなく励みます。
 安倍官房長官、大臣、官僚たちとの会議や引きつぎ業務、あいさつで少々バタバタしていますが、今週は「第32回東南アジア青年の船」のプログラムで3日間東南アジア10カ国の青年たちと船で一緒にクアラルンプールで泊まり込みの合宿にも参加します。小泉総理大臣からのメッセージをお伝えし、それぞれのお国の事情を聞き、夢や志を教えてもらいながら交流を深め、青年たちがそれぞれの国のリーダーとなる日を応援し、祈りたいと思います。「東南アジア青年の船」のプログラムは昭和49年より32年間続けているプログラムです。
 継続は力です。もっと宣伝しなければいけません。
写真:第三次小泉内閣

平成17年11月7日 山谷えり子

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