メッセージ(バックナンバー)

 拉致被害者の「家族会」の皆さまが24日から三日間、首相官邸の近くで経済制裁を求める座り込みをされました。
 1日に500人ほどの支援者が駆けつけ、最終日には、700人が参加するなど、30℃を超える暑さの中、訴え続けられました。
 経済制裁のための法律は成立し、衆・参の両特別委員会では経済制裁を求める決議もしています。
 2年以上前、アメリカで横田さん夫妻らと議会や政府、マスコミに、拉致問題解決を訴えたことがありました。アメリカは大きな関心をもってくださいましたが、一番辛かった質問は“何故今まで何もしなかったのですか”という質問でした。
 暑さの中、高齢の家族会の皆さまに座り込みまでさせてしまったことを申し訳なく思っています。拉致議連のメンバーは重くうけとめています。
 アメリカは2004年9月、拉致された日・韓の人々の情報開示と本国への帰還が認められなければ、北朝鮮への経済援助はいっさいしないという北朝鮮人権法を成立させました。
 座り込みに対し、米国大使館から家族の皆さまに水の差し入れがございました。

平成17年6月27日 山谷えり子

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