数日前、飼い主かクマに襲われそうになったため、クマの気をそらそうと山の中へと犬が突っ走り、飼い主は危ないところで難を逃れたというニュースがありました。 |
「すごい犬、現在の忠犬ハチ公」「愛する者のために自分の生命をかえりみない」家族それぞれ感想を言い合ったところ、息子が「この犬必ず帰ってくるよ。また飼い主と暮らせるよ」と言いきりました。私は、内心それは難しいかもしれないと思っていたのですが、昨日のニュースで少しやせただけで犬が見つかったということを知りました。 |
「こんなに心があたたまるニュースはないね」「報道は犬の写真も大きく映すべきだよ」 |
「悪いニュースばかりじゃなくて、いいニュースこそもっと大きく扱ってほしい」わが家は興奮状態でした。というのも、昨年夫が近所で交通事故にあった夜、わが家のチワワ・めぐ(テレビCMで人気のクーちゃんの義理の弟)が、息子を狂ったように噛んで、事故現場まで連れていったからです。おかげで救急車に共に乗ることが出来ました。めぐはおまわりさんから褒められ“ご近所パトロール隊員”の名誉ある黄色いチーフをいただいて、誇らしげ(?)にチーフを首に巻いた姿で散歩(ご近所パトロール)をしています。 |
“受けるより、与えるほうが幸せ”“与えなさい、与えなさい。自分が痛むほどに”・・・敬愛する先生が十代の私に言い続けた言葉です。 |
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平成16年6月22日 山谷えり子 |